請願

 

第186回国会 請願の要旨

新件番号 188 件名 TPP交渉から直ちに離脱することに関する請願
要旨  安倍・自公政権は、TPP参加に反対する多くの国民世論に反して、交渉の場についた。関税の撤廃による外資参入を拡大し、日本の農業や医療、地域経済そのものを破壊するという国民の批判をかわすため、安倍政権は医療や農業を守ると国民に約束したが、交渉参加の場では一切主張していない。そもそもTPPは、締結後も四年間はその内容を明らかにしない国民不在の秘密協定である。中小業者にとっては、官公需の地元優先発注や不況対策融資など、国内産業を守る規制や制度を廃止するものであり、中小業者の経営を支えてきた施策や仕組みさえ取り払われる危険性がある。日本の食料自給率を高め、内需振興や農商工連携を強化することこそ、我が国の経済と地域社会を復興させる道である。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、TPP(環太平洋連携協定)交渉から直ちに離脱すること。

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