請願

 

第185回国会 請願の要旨

新件番号 698 件名 社会保障と税の一体改革を中止し、医療・介護・年金などを拡充することに関する請願
要旨  民主党の野田内閣は、自民・公明両党と共に、多くの国民の反対を押し切って、消費税大増税と社会保障改悪の一体改革関連法を強行成立させた。社会保障制度改革推進法は、自助・自立を基本とし、社会保障を次々切り捨てようとしている。これは、憲法第二十五条の社会保障に対する国の責任を放棄するものである。東日本大震災や福島原発事故の被災者を始め、国民の暮らしは収入減が続き、ぎりぎりの生活である。医療、介護、年金などの国民負担を増やすことは許されない。
 ついては、命を守り社会保障を充実させるよう、次の事項について実現を図られたい。

一、社会保障と税の一体改革関連法を廃止すること。
二、生活保護の基準引下げや制度改悪をやめること。老齢加算を復活すること。
三、介護保険制度への国庫負担を大幅に増やし、利用者負担を軽減すること。介護労働者の処遇を改善すること。
四、後期高齢者医療制度を廃止し、七十歳以上の医療費無料化を実現すること。
五、高過ぎる国保料(税)を引き下げるため、国庫負担を増やすこと。
六、年金保険料の引上げや給付削減をやめること。支給開始年齢を六十八~七十歳に先延ばししないこと。

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