請願

 

第185回国会 請願の要旨

新件番号 195 件名 消費税増税を中止することに関する請願
要旨  多くの国民は消費税増税に反対や危惧の念を持っている。長引く不況に加え、東日本大震災・福島第一原発事故の復興が進まず、被災者や国民の暮らしは耐え難い状況で、地域経済を支える中小企業の倒産・廃業も後を絶たない。労働者の年収は減り続け、消費が落ち込み、そのために経済が悪化するデフレが大問題になっている。このようなときに二〇一四年四月に八%、二〇一五年十月に一〇%へと消費税の大増税を強行すれば、暮らしが成り立たなくなり、消費は更に落ち込み、国の財政を更なる危機に追い込むことは明白である。消費税増税を中止し、内需拡大を図り、社会保障を拡充することこそ最善の景気対策である。同時に大企業や金持ち優遇税制の廃止、キャピタルゲイン課税強化など応能負担原則による税制の改革を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税増税を中止すること。
二、大企業・金持ちへの優遇税制を正す公正な税制にすること。

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