請願

 

第185回国会 請願の要旨

新件番号 140 件名 TPP参加の交渉をしないことに関する請願
要旨  関税撤廃の例外措置を認めないTPP(環太平洋連携協定)が締結されれば、結果として農林水産業を始め、関連産業を含む地域経済・社会が崩壊する。また、金融、保険、食品安全性などのあらゆる分野に関する我が国の仕組み・基準が変更を余儀なくされ、暮らしが一変してしまう可能性がある。今我が国に必要なのは、目先の経済的利益の追求や環境破壊、格差拡大ではなく、国民が望む安全・安心な食料の安定供給、農林水産業が果たしている地域経済、社会、雇用の安定確保を図ることである。世界中から食料を買い求めることは永続的に続けられない。地球の将来を考え、人口増大に備え、各国が食料の増産と地域社会の安定に努力することが必要である。
 ついては、自然の恵みに感謝し、食べ物を大切にし、美しい農山漁村を守り、人々が支え合い、心豊かに暮らし続け、日本人として品格ある国家をつくっていくため、次の事項について実現を図られたい。

一、TPP参加の交渉をしないこと。

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