請願

 

第185回国会 請願の要旨

新件番号 136 件名 医療・介護の負担軽減に関する請願
要旨  民主・自民・公明三党が成立を強行した消費税の大増税と「社会保障制度改革推進法」は、国民の願いに背を向けるものである。二〇一二年四月から介護保険・後期高齢者医療保険・国保などの保険料が軒並み引き上げられ、年金額の引下げとあいまって高齢者・国民の生活を直撃している。多くの国民が大変な困難を背負って暮らしている中、それに追い打ちを掛ける消費税の大増税は決して実施してはならない。さらに、二〇一三年度以降に導入しようとしている医療・介護の負担増も断じて行われるべきではない。
 ついては、誰もが安心して暮らせる医療・介護制度とするため、次の事項について実現を図られたい。

一、介護保険・後期高齢者医療保険・国保の保険料と一部負担・利用料を引き下げること。そのために国庫負担を増額すること。
二、政府が二〇一三年度以降の導入を検討している、下記の負担増計画を断念すること。
 1 七十歳から七十四歳の医療費負担を二倍化すること。
 2 病院・診療所を受診したときに、毎回定額負担を上乗せすること。
 3 介護保険の「軽介護者」の利用料を二倍化すること。
 4 ケアプラン作成・管理を有料化すること。

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