請願

 

第183回国会 請願の要旨

新件番号 1232 件名 消費税の増税を中止することに関する請願
要旨  民主・自民・公明三党は、多くの国民の反対を押し切り、消費税増税と社会保障解体の一体改革関連法を強行成立させた。また、附則第十八条第二項において、消費税増税により増えた税収を公共事業に利用することを明記するなど、社会保障の充実のための消費税増税がうそであったことも明確になった。これを到底認めることはできない。長引く不況に加え、東日本大震災・福島第一原発事故災害からの復興が進まず、被災者や国民の暮らしは耐え難い状況である。労働者の年収は減り続けており、地域経済を支える中小企業の倒産・廃業も後を絶たない。また、医療機関、介護事業所などは、地域住民が安心して住み続けるために、現在も厳しい経営環境の中、努力している。もし、消費税が増税されれば、経営的に立ち行かない医療機関、介護事業所が増え、医療、介護の崩壊が一層進む。消費税が引き上げられれば、国民の暮らしは成り立たなくなり、消費は更に落ち込み、地域経済が大きな打撃を受けることになるのは明白である。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税増税を中止すること。

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