請願

 

第180回国会 請願の要旨

新件番号 1008 件名 消費税増税と社会保障改悪につながる社会保障・税の一体改革の白紙撤回に関する請願
要旨  政府の「社会保障・税の一体改革案」は、国民に消費税増税や給付削減などの負担増を押し付け、大企業には法人税引下げを決定した。消費税が社会保障目的税として位置付けられると、今後、社会保障費を賄うために税率は簡単に上げられることになる。安心して暮らすことができるよう社会保障の拡充を求め、応能負担の原則と所得再配分を担う所得税、法人税、高所得者優遇税制を充てるようにするべきである。また、TPP(環太平洋連携協定)への参加は、国内産業を守る規制や制度を廃止するものであり、農業だけでなく、公共事業、医療、保険、共済などあらゆる分野に外国企業の無秩序な解放が迫られ、地域経済を破壊する。
 ついては、国民の生活を守るため、憲法第二十五条にのっとり次の事項について実現を図られたい。

一、消費税増税と社会保障改悪につながる政府の「社会保障・税の一体改革案」を白紙撤回すること。

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