新件番号 | 929 | 件名 | 年金の給付水準の維持、高齢者医療制度の改善等に関する請願 |
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要旨 | 年金や医療、介護など社会保障制度の改革に向けた検討が進められているが、高齢者の暮らしは公的年金で支えられていることから、改革内容によって大きな影響を受けることになる。 ついては、次の措置を採られたい。 一、年金の給付水準の維持等 新しい年金制度の創設に当たっては、老後の所得保障としてふさわしい給付水準を維持し、少なくとも現役世代の平均手取り年収の五割以上を確保すること。「所得比例年金」の創設に当たっては、農林漁業者の保険料負担が過重にならないよう配慮すること。基礎年金の国庫負担割合を二分の一とする措置を今後も堅持すること。 二、高齢者医療制度の改善 高齢者の生活実態に配慮し、七十歳から七十四歳の医療費窓口負担増の凍結、七十五歳以上の被扶養者の保険料軽減措置を継続すること。新たな高齢者医療制度が創設された場合においても継続すること。医師不足の解消等地域医療体制を整備し、医療制度の抜本的な改善を図ること。 |