請願

 

第179回国会 請願の要旨

新件番号 624 件名 悪質商法被害をなくすための法改正に関する請願
要旨  次々販売や過量販売、詐欺などの悪質商法によって、弱い立場の高齢者が被害に遭って、生活破綻や多重債務に陥るなど、社会問題になっている。悪質商法に関係しているのが契約書型のクレジット(割賦販売)であり、国民生活センターによるとクレジット全体の二割にすぎない契約書型に苦情相談の八割が集中している。悪質商法をなくすため、契約書型クレジットがその温床にならず、消費者にとって安心して利用できるものになるよう割賦販売法の改正を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、顧客の支払能力を超えるクレジット契約(過剰与信)ができないように、クレジット会社に対して実効性のある制限を設けること。
二、クレジット会社には、悪質商法にクレジットが使われないようにする義務と、払った代金の返還について販売業者と同じ責任を持たせること。
三、契約書型のクレジット業者にも登録制などの規制を設けること。

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