請願

 

第179回国会 請願の要旨

新件番号 267 件名 大幅増員と夜勤改善で安全・安心の医療・介護の実現を求めることに関する請願
要旨  東日本大震災で、医療崩壊、介護崩壊の実情が改めて明らかになり、医師、看護師、介護職員など医療・福祉労働者の人手不足も浮き彫りになった。厚生労働省が六月に出した「看護師等の「雇用の質」の向上のための取組について」では、「看護師等の勤務環境の改善なくして、持続可能な医療提供体制や医療安全の確保は望めない。夜勤・交替制労働等の勤務環境改善は喫緊の課題」としている。安全・安心の医療・介護の実現のためにも、看護師など夜勤・交替制労働者の大幅増員と、労働環境の改善のために、法規制が必要である。震災からの復興、地域医療再生のためにも、医療・社会保障予算を先進国並みに増やし、国民の負担を減らすことが求められている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、看護師など夜勤交替制労働者の労働時間を一日八時間、週三二時間以内、勤務間隔を一二時間以上とすること。
二、医療・社会保障予算を増やし、医師・看護師・介護職員などを大幅に増やすこと。
三、国民負担を減らし、安全・安心の医療・介護を実現すること。

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