新件番号 | 906 | 件名 | 要支援者へのサービスの切下げ反対に関する請願 |
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要旨 | 政府は今国会に、介護保険関連法改正案を上程しており、市町村の判断で、要支援者へのサービスを切り下げ、給付費を削減できる新たな仕組みの創設が盛り込まれている。現在、要介護認定で「要支援」とされた人には保険給付として、訪問・通所介護などのサービス(予防給付)を受ける権利があるが、改正案は、要支援者を市町村の判断で予防給付の対象から外し、新設する「介護予防・日常生活支援総合事業」(総合事業)の対象に移すことのできる仕組みである。総合事業では、訪問・通所サービス、配食、見守りなどを行い、介護保険財政から上限付きで財源が出るが、要支援者への予防給付を行政にとって安上がりな総合事業に置き換えて、給付費を削減することは認められない。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、「要支援」者へのサービスを除外する介護保険改定をやめること。 |