新件番号 | 559 | 件名 | HPVワクチン接種の公費助成に関する請願 |
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要旨 | 子宮頸(けい)がんは、現在日本において年間約一万五千人が発症し、約三、五〇〇人が死亡している。その原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)によるもので、性交渉によって感染する。日本では、昨年末にワクチンが発売され、ワクチンの接種により七割以上が予防できるとされているが、保険がきかないため一人当たり四万~六万円の費用が全額自己負担となっている。欧米の多くの国では無料かそれに近い制度があり、だれでも接種を受けられる。 ついては、我が国においても子宮頸がんを減らし希望者全員がHPVワクチン接種を受けられるよう、次の事項について実現を図られたい。 一、HPVワクチン接種に対し国が助成を行うこと。 二、一五歳以下は全額公費でHPVワクチン接種を行うこと。 三、ワクチン接種の意義や有効性に関する啓蒙(けいもう)を行うこと。 |