請願

 

第176回国会 請願の要旨

新件番号 263 件名 尖閣・先島諸島への自衛隊の即時配備に関する請願
要旨  日本の国土である尖閣諸島に対して中国は強硬に領土権を主張しており、中国国内では三月に海島保護法を施行し、尖閣諸島は中国領土だと明記し、領有権を国際社会に向けて発信している。九月、尖閣諸島にて日本の海上保安庁と領海侵犯した中国漁船の衝突事件を契機に、中国側の要求はエスカレートする一方である。日本政府は「尖閣諸島に領土問題は存在しない」「領海侵犯した船長は日本の国内法に基づいて粛々と進める」と宣言したが、中国国内では、「沖縄は中国領土」「日本の沖縄への不当な占領は許さない」「尖閣諸島への軍事侵攻を」など、常軌を逸した抗議行動や言論活動が展開されている。歴史的にも国際法的にも尖閣諸島・八重山諸島・沖縄本島を含む南西諸島は日本の領土であるが、このままでは、尖閣諸島への軍事侵攻が行われても何ら不思議ではない。尖閣諸島が中国軍によって陥落された場合、次は八重山諸島の領有権を主張してくることは明白である。
 ついては、中国のこのような横暴な態度に断固として抗議するとともに、島民の生命と財産を守るため、尖閣・先島諸島への自衛隊の即時配備をされたい。

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