請願

 

第174回国会 請願の要旨

新件番号 667 件名 社会保障拡充を求めることに関する請願
要旨  医療保険一元化は国庫補助削減と都道府県への責任転嫁で憲法第二五条をないがしろにしている。きめ細かい運営と高い収納率を誇る国保組合の育成・強化、そして「建設国保組合の育成に関する請願」(第一五六回国会で採択)の尊重を求める。また、後期高齢者医療制度は医療費削減が目的で、高齢者を医療差別し大きな負担を強いるもので、保険料の引上げが計画されており、即時に廃止すべきである。さらに、介護保険は「保険あって介護なし」といった状態が続いており、国の責任による制度の抜本的改善が必要である。
 ついては、憲法第二五条にのっとり国民の生活を守るよう、次の事項について実現を図られたい。

一、医療保険一元化に反対し、国庫補助増額で国民皆保険を守ること。そのために、国保組合の育成・強化をすること。
二、後期高齢者医療制度を、即時に廃止すること。
三、介護利用者の負担軽減と介護労働条件の改善を、国庫補助増額で実施すること。
四、国庫負担金を増やすことで、七五歳以上高齢者の医療費窓口負担をなくすこと。
五、障害者自立支援法を廃止すること。

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