新件番号 | 164 | 件名 | すべての子供たちに行き届いた教育に関する請願 |
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要旨 | 日本の未来を担う一人一人の子供たちに、確かな学力と成長・発達を保障することは、国民の願いである。長引く不況と、貧困・格差の広がりは、家庭だけでなく、子供たちの生活にも大きな影響を与え、教育を受ける条件は大幅に悪化し、その機会が奪われる事態も起こっている。教育予算を大幅に増やし、教育諸条件の抜本的改善や教育の機会均等の保障など、国の責任で、子供たちに手厚い手立てを採るよう求める。国連から批判されている国際人権規約中等・高等教育の漸進的無償化条項の留保を撤回し、無償化への計画を示し、実行するよう求める。 ついては、憲法を守り、いかし、すべての子供たちに行き届いた教育を実現するため、次の事項について速やかな実現を図られたい。 一、教育費の父母負担軽減のために、教育予算を増やすこと。 二、教育費無償化の計画を立て実行すること。当面、年収五〇〇万円以下の家庭は無償とすること。 三、国の責任で、小・中・高校の三○人以下学級を直ちに実現すること。 四、すべての学校の正規教職員を増やすこと。 五、希望するすべての子供に高校教育を保障すること。 六、義務教育費の国庫負担制度を堅持し、拡充すること。 七、国の責任で、特別支援学校建設、特別支援学級増設を行うこと。 八、私学の学費負担を軽減するために、授業料助成を実現すること。 |