新件番号 | 595 | 件名 | 食の安全・安心確保、食料自給率向上に関する請願 |
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要旨 | 中国産餃子の中毒問題は、消費者・国民にショックを与え、食品の偽装表示も横行し、食の安全と信頼が揺らいでいる。さらに、バイオ燃料に食料が大量利用され、世界の穀物在庫不足から派生した価格上昇は数多くの食品に及び、家計にも影響を与えている。食料は、安全・安心こそ第一に求められる。日本の食料自給率(カロリーベース)は平成一八年に四〇%を切り、農業従事者の平均年齢も六五歳を超え、このままでは日本農業は壊滅的状況となる。また、地球温暖化の影響や人口の増加による世界的な食料不足も考えられ、食料の輸入も難しくなり、将来を見通した食料・農業政策が緊急に求められている。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、国の責任で日本農業を守り、食料自給率を抜本的に向上させること。 二、食品衛生監視員の増員や安全基準・表示制度の充実など、食の安全対策を強化すること。 |