十勝地方の気象・防災情報の充実に関する請願：請願の要旨：参議院

新件番号	2992	件名	十勝地方の気象・防災情報の充実に関する請願
要旨	気象庁は二〇〇六年六月、すべての測候所を二〇一〇年度までに原則廃止することを決定し、その中には十勝地方の気象情報を発表している帯広測候所も含まれている。十勝地方は、広大な敷地を利用した農業を始め、林業、漁業において、的確できめ細かな気象情報の提供が不可欠であり、予報官が配置されている帯広測候所の役割は重要である。また近年、大雨や竜巻、地震などによる災害が相次いでいる中、地域住民の生命と財産を守るためには防災体制の強化も必要であり、帯広測候所が地方気象台に格上げされれば、防災業務課が設置されることとなり、地域との連携が強化され防災体制の拡充にもなる。　ついては、次の事項について実現を図られたい。一、十勝地方の気象・防災情報を充実させるため、帯広測候所を地方気象台に格上げし、体制を強化すること。