請願

 

第171回国会 請願の要旨

新件番号 1011 件名 ソマリア海賊対策での自衛隊派兵反対に関する請願
要旨  政府は、ソマリア沖の海賊問題で、海上自衛隊に三月にも出発できるよう派兵準備を指示するとともに、武器使用の拡大などに道を開く「海賊対策新法」の検討を急いでいる。海賊対策は犯罪対策であり、マラッカ海峡で海賊対策に貢献した海上保安庁の経験と力をいかし、資金、技術面で周辺国への援助を始め国際協力すべきである。また根本的な対策として、ソマリアの無政府状態を解決し、国民生活の安定のために日本が役割を果たすことが求められている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、ソマリア沖の海賊対策で自衛隊を海外派兵しないこと。
二、海賊対策は、海上保安庁の保持する経験と力もいかし、資金、技術面で国際協力すること。
三、憲法第九条を持つ国にふさわしくソマリアの復興へ積極的な役割を果たすこと。

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