請願

 

第171回国会 請願の要旨

新件番号 1010 件名 社会保険二本松病院を公的病院として存続させ、地域医療の確保に関する請願
要旨  社会保険二本松病院は、昭和三八年に福島県二本松市に開設され、診療、人工透析、健診、訪問看護を行い、老人保健施設も併設されており、地域の中核病院としての役割を担っている。人工透析は市では中心的な施設で、一〇〇人を超える患者が通院し、また、産婦人科は年間五〇〇件以上の出産があり、県立医大や衛生学院等の学生の実習も受け入れ、健診バスによる事業所健診は市内のほか県内外にわたり行っている。社会保険二本松病院が「独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構」(RFO)の売却対象となれば、地域医療に重大な支障を来す。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、病院を売却・廃止することなく、公的な医療機関として存続させること。
二、病院の在り方の検討に当たっては、地元住民の意見を反映し、地域の医療体制を確保すること。

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