新件番号 | 463 | 件名 | 社会保障予算二千二百億円削減計画を撤回し、安全・安心の医療を保障することに関する請願 |
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要旨 | 医療崩壊が、健康と命を危険にさらしている。長年にわたり政府が医療費抑制策を行い、「骨太の方針」に基づいて社会保障費を毎年二、二〇〇億円削減してきたからである。また、後期高齢者医療制度は、高齢者の保険料負担を増やし、受診を抑制し、医療から排除するものであり、小手先の見直しでは本質は変わらない。 ついては、これらの速やかな中止・廃止を求めるとともに、安全・安心の医療のため、次の事項について実現を図られたい。 一、社会保障予算の二、二〇〇億円削減計画を撤回すること。 二、「後期高齢者医療制度」を廃止すること。 三、皆保険制度を守り、だれもが必要時に安心・安全の医療を受けられるよう保障すること。 1 保険料が支払えない人と子供の保険証取上げをやめ、医療が受けられるようにすること。 2 医療費・介護費の自己負担、保険料負担を軽減すること。 3 救急医療・産科小児科医療、公的医療機関を守る対策を採ること。 4 医師・看護師始め医療従事者、介護従事者を大幅増員し、賃金・労働条件を改善すること。 四、消費税の増税を行わないこと。大企業優遇税制の中止、軍事費・原子力予算の削減を通じて、社会保障予算を大幅に拡大すること。 |