新件番号 | 1003 | 件名 | 教育格差をなくし、すべての子供たちに行き届いた教育に関する請願 |
---|---|---|---|
要旨 | 経済的理由で、多くの子供たちが、進学を断念したり、中退したり大事な学ぶ権利を奪われている。教育は子供たちの未来をつくり、それを保障するのは社会の責任である。どの子にも行き届いた教育を保障することを求める。 ついては、次の措置を採られたい。 一、国の教育予算を増額し、さらに地方の教育予算を増やすために地方交付税を増額すること。 二、国の責任で公立小・中・高校の学級編制基準を三○人以下とし、複式学級解消、教職員定数増を図ること。子供たちと直接向き合う教職員を増員すること。 三、私学助成の国庫補助制度を維持し、私学助成を大幅に増額すること。 四、義務教育費国庫負担制度を維持・拡充し、負担率を二分の一に復活すること。 五、障害を持つすべての子供たちの教育を充実するため、教職員を増やし、教育条件整備を進めること。 六、義務教育の完全無償化を目指し、就学援助制度及び高校の授業料減免制度を抜本的に充実するとともに、教育費の父母負担軽減を図る予算措置を講じること。 七、当面、年収五〇〇万円以下の家庭には、高等学校・大学の授業料を無償とする制度を実現すること。 |