新件番号 | 324 | 件名 | 高齢者差別の後期高齢者医療制度の撤廃に関する請願 |
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要旨 | 四月から強行された後期高齢者医療制度は、既に参議院で野党提出の廃止法案が可決され、衆議院で継続審査となっている。この制度は七五歳以上の高齢者を国保や健保から追い出し、囲い込み、(一)これまで負担のなかった扶養家族を含め一人一人から保険料を取り立てる(二)受けられる医療を制限し差別する別建て診療報酬を設ける(三)保険料は年金から天引きし、二年ごとに引き上げる(四)保険料を払えない人からは保険証を取り上げるなど、憲法違反の差別医療制度である。高齢者の医療については、長年の社会貢献にふさわしく国と企業が十分な財政負担を行い、高齢者が安心して医療を受けられるようにする必要がある。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、後期高齢者医療制度の撤廃法案を速やかに成立させること。 二、七〇~七四歳の窓口負担二割への引上げは中止すること。 |