請願

 

第169回国会 請願の要旨

新件番号 2162 件名 放射能を海に流さないこととする法律、放射能海洋放出規制法(仮称)の制定に関する請願
要旨  青森県六ヶ所村に建設された核燃料再処理工場は、平成一八年三月にアクティブ試験(使用済核燃料を用いた総合試験)操業が強行されたが、工場内の放射能漏れや内部被爆、耐震設計のミス、せん断機の油漏れなど大事故につながるのではないかと危惧(きぐ)される状況である。現在、再処理工場の廃液の放流に関して濃度規制はなく、本格操業が開始されると大量の放射能による海洋汚染の心配が増す。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。(資料添付)

一、放射性廃液を海に放出しない法律、放射能海洋放出規制法(仮称)を制定すること。
二、国の施策で再処理工場に対し、放射能除去装置を設置するよう指導すること。
三、環境アセスメントを実施し、かつ岩手県沖で実施するモニタリングの結果を公表すること。

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