新件番号 | 346 | 件名 | 教育格差をなくし子供たちに行き届いた教育に関する請願 |
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要旨 | 児童・生徒が確かな学力を身に付けることや自分の進路を自らの力で切り開けるようになることは、国民の願いであり、これらにこたえるためには、教育条件の整備が急務である。三○人学級については、東京都を除くすべての道府県で一定努力がなされているが、小・中・高すべての学級で実現するためには、国の責任で制度として確立しなければならない。契約社員やパート・派遣労働をしている家庭の収入の中で、教育費が占める割合が増えている。その結果、授業料減免を申請する家庭が年々増えており、経済的理由で、学校をやめざるを得ない深刻な事態も起こっている。 ついては、憲法で保障されたすべての子供が等しく教育を受ける権利を守り、健やかに成長できるよう、次の事項について実現を図られたい。 一、教育予算を大幅に増額すること。 二、国の責任で小学校・中学校・高等学校の三○人以下学級を実現すること。 三、義務教育費国庫負担制度を維持・拡充し、国の負担率を復元すること。 四、私学助成の国庫補助制度を堅持し、私学助成を大幅に増額すること。 五、障害のあるすべての子供たちの教育の充実に向けて、職員を増やし、教育条件を整備すること。 六、就学援助制度及び授業料減免制度を抜本的に充実すること。教育費の父母負担を軽減すること。 |