請願

 

第169回国会 請願の要旨

新件番号 238 件名 消費税増税反対、住民税を元に戻すことに関する請願
要旨  収入が減り続ける一方で、値上がりを続ける税金や保険料を払いきれず、健康保険証を取り上げられて医者に掛かれない人が激増し、生活に欠かせない財産を差し押さえられる人も増えている。憲法は、国民が「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利」を持つこと、国はそのために義務を負うことを定めている。貧困と格差が社会問題になる中で、財政問題を口実に、中・低所得層に負担をしわ寄せし、医療・年金など社会保障を切り縮めるやり方は、今すぐ改め、軍事費や大規模開発などの無駄遣いをやめるとともに、大企業、大金持ち減税を元に戻し、能力に応じた公平な負担により財源を生み出すべきである。
 ついては、国民の暮らしと中小業者の営業を守るため、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税の税率は引き上げないこと。免税点など改悪消費税は元に戻すこと。中小業者の記帳義務要件を大幅に緩和すること。
二、住民税の一律一○%は元に戻し、地方税を含む税制全般に、憲法の要請する能力に応じた公平な負担の原則を貫くこと。大企業・大金持ち優遇減税をやめ、適正に課税すること。

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