新件番号 | 235 | 件名 | 将来展望のある生活を保障するための年金・医療・介護等の社会保障制度の充実に関する請願 |
---|---|---|---|
要旨 | 平成一六年度から一八年度にかけて社会保障制度関連の法律改正がなされたが、これらは結果的に国民に負担を強いるものになっている。また、所得税や住民税を始め、国民健康保険料等にも影響が出ている。このような国民に負担を強いる社会保障制度では、生活の将来設計さえ描くことができず、老後に備えて自己資金の備蓄に向かわざるを得ない。また、若年層の制度離れを引き起こす一因にもなっている。少子・高齢社会の中で、将来展望のある充実した生活を保障するための年金・医療・介護等の社会保障制度確立が求められている。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、年金・医療・介護の諸制度の在り方について、統一的・総合的な視点に立った議論を深め、我が国の社会保障制度を総体として示すこと。 二、社会保障制度の見直しに当たっては、将来展望の持てる給付水準の確保や世代間格差の緩和にも十分に配慮すること。 三、年金生活者に対する国民健康保険料や介護保険料などの在り方について検討すること。 四、高齢社会の中で定年後も働き続けたい人の労働環境の整備が図れるような施策を行うこと。 |