請願

 

第169回国会 請願の要旨

新件番号 199 件名 後期高齢者医療制度、七十歳から七十四歳の医療費二倍化の中止に関する請願
要旨  七五歳以上の高齢者と六五歳以上の障害者を対象とした後期高齢者医療制度は、高齢者一人一人から保険料を徴収し、介護保険料と合わせて月額一万円を超える負担を押し付け、保険料を滞納した者からは保険証を取り上げる一方で、診療報酬を現役世代から切り離し別建てにすることで、必要な医療が受けられなくするものである。正に高齢者を医療から遠ざける、世界に類を見ない年齢による差別医療の導入である。後期高齢者医療制度の実施を中止し、現行制度の下で高齢者も若者も必要な医療が受けられるよう求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、新たな後期高齢者医療制度は、中止・撤回すること。
二、七〇~七四歳の医療費二倍化(二割負担)をやめること。
三、医療に使う国の予算を増やして、高齢者・国民が安心して医療を受けられるようにすること。

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