請願

 

第169回国会 請願の要旨

新件番号 197 件名 だれもが安心できる高齢者医療の実現に関する請願
要旨  四月からの実施が予定されている後期高齢者医療制度は、七五歳以上の高齢者全員から保険料を徴収し、基本的には公的年金からの天引きで、滞納すると保険証を取り上げ、また、保険のきく医療に上限を付けるなど、年齢によって受けられる医療を制限しようというものである。高齢者を始め国民を医療から遠ざけるとともに、老後の生活を脅かし認めることができない。与党が決めた保険料負担の一部凍結なども問題の先送りでしかない。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、後期高齢者医療制度は実施を中止し、安心できる医療制度を確立すること。
二、七〇歳~七四歳の窓口負担の二割への引上げをやめること。
三、医療・介護に使う国の予算を増やすこと。

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