請願

 

第169回国会 請願の要旨

新件番号 138 件名 教育格差をなくし、子供たちに行き届いた教育に関する請願
要旨  子供の学力や規範意識の低下、いじめや不登校の増加など、教育をめぐる困難な問題をとらえて、教育基本法の改定が行われ、全国一斉学力テストが復活し、教員免許の更新制度も導入された。しかし、子供たち一人一人の確かな基礎学力を保障し、豊かな人間関係をはぐくむためには、ゆとりある学習環境・教育条件を整備することが必要であり、取り分け三〇人以下の少人数学級の実現が緊急の課題であり、四六道府県において、独自の措置が行われているのはその証(あかし)である。また、経済的格差が、子供の生活や学習活動に影響を与え、教育格差をも拡大している。
 ついては、安心で楽しい学校生活、行き届いた教育が保障されるよう、次の事項について実現を図られたい。 

一、小学校、中学校、高等学校の三〇人以下学級を早期に実現すること。
二、教育費の父母負担軽減・私学助成の増額など、教育予算を大幅に増やすこと。

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