請願

 

第168回国会 請願の要旨

新件番号 1420 件名 教育格差をなくし、子供たちに対し、行き届いた教育を進めることに関する請願
要旨  次の措置を採られたい。

一、どの子にも行き届いた教育が保障され、基礎的な学力が付くように次のことを行うこと。
 1 国の責任で公立小中高の三〇人以下学級実現と複式学級解消、教職員定数増を行うこと。
 2 私学で三〇人以下学級を行うための特別助成制度を実施すること。
 3 教育予算をGDP比でOECD平均(三・五%を五・二%に)まで増額すること。
 4 どの地域の子供たちにも等しく教育を保障する義務教育費国庫負担制度を維持・拡充し負担率を二分の一に復活すること。
二、障害のある子供たちの教育条件を改善するため次のことを行うこと。
 1 特別支援学校の過大・過密状態を解消するため小規模・分散化を図ること。
 2 通常学級に在籍している特別支援を必要とする子供たちの教育条件を整備すること。
三、経済的格差によって子供たちの進路選択が狭められることのないように、学費負担軽減のために次のことを行うこと。
 1 義務教育段階での完全無償化を早期に実現し、さらに、すべての段階の教育に無償制を導入すること。
 2 就学援助、授業料減免制度、奨学金制度などを充実すること。
 3 教育費減税を行うなど、教育費の父母負担を軽減すること。
 4 私学助成の国庫補助制度を守り、私学助成を大幅に増額すること。

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