新件番号 | 1393 | 件名 | 教育格差をなくし、子供たちへ、行き届いた教育を進めることに関する請願 |
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要旨 | 行き届いた教育の実現は、国民の願いである。子供たちと教職員との豊かな触れ合いを保障し、行き届いた教育を進めるためには、少人数学級の編制を進めることが急務である。現在、東京都を除く四六道府県で少人数学級編制が実現しているが、教育条件や水準に格差が生じることのないよう、国の責任で三〇人以下学級を実現することが求められている。また、障害児学校や学級においても、子供たちとゆとりを持って向き合える教職員数とは程遠い状況にある。一方、全国で学校の統廃合が進められ、学校の選択肢が狭まることで、遠距離通学を余儀なくされる生徒が急増し、授業料の減免措置を受ける高校生も増え続ける中で、子供たちの学ぶ権利が奪われかねない状況が生まれ、保護者の教育費負担の軽減が切実となっている。 ついては、次の事項について実現を図られたい。 一、教育予算を大幅に増額すること。 二、私学助成の国庫補助制度を堅持し、私学助成を大幅に増額すること。 三、国の責任で小学校・中学校・高等学校の三〇人以下学級を実現すること。 四、義務教育費国庫負担制度を維持・拡充し、国の負担率を復元すること。 五、障害を持つすべての子供たちの教育の充実に向けて教職員を増やし、教育条件を整備すること。 六、就学援助制度及び授業料減免制度を抜本的に充実すること。教育費の父母負担を軽減すること。 |