請願

 

第168回国会 請願の要旨

新件番号 1335 件名 私学助成の大幅拡充、教育費の父母負担軽減に関する請願
要旨  未来を担う子供たちが安心して学校に通い、心身共に健やかに成長し、確かな学力を身に付けて、希望を持って社会に巣立つことを、多くの国民が願っている。景気は回復傾向にあると言われているが、地方は十分な回復傾向とは言えず、中央との格差は拡大し、国庫からの助成金に依存する部分は大きい。また、国庫補助は、二〇〇七年度より五年間にわたり一%の削減が行われており、今後も教育にかかる予算額が減額される可能性もあり、私学に通わせる保護者から不安の声が上がっている。一人一人の子供たちに確かな学力を保障し、希望をはぐくむ教育を実現することが急務であり、そのためには、私学も公教育であり、公教育は公費でという認識の下に、公立・私立を問わず、教育に一層の予算を注ぐべきである。
 ついては、すべての子供の将来のため、次の事項について実現を図られたい。

一、教育予算を大幅に増やすこと。
二、私学の国庫補助制度を堅持し、私学助成を大幅に増やすこと。
三、私学の教育条件を改善するため、経常費の二分の一助成を実現すること。
四、授業料減免事業支援特別経費を拡充すること。

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