請願

 

第168回国会 請願の要旨

新件番号 784 件名 高齢者の医療費引上げをやめ、後期高齢者医療制度の中止・見直しを行うことに関する請願
要旨  政府は、二〇〇八年四月から、七五歳以上を対象に後期高齢者医療制度を実施しようとしている。新制度では、七五歳以上は、加入している国民健康保険などから抜け、高齢者だけの別建て保険に入り、すべてが保険料を支払わなければならない。しかも保険料を払えなければ保険証が取り上げられ、短期保険証や資格証明書に換えられる。資格証明書になると、いったん窓口で医療費を全額支払わなければならない。さらに二〇〇八年四月から七〇~七四歳の医療費も窓口負担が倍に引き上げられる。高齢者にこれ以上の負担増を押し付ける医療改悪は認めることはできない。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、後期高齢者医療制度は凍結し、保険料の抜本的軽減、保険証を取り上げないことなど制度を全面的に見直すこと。
二、七〇~七四歳の医療費の窓口負担の二割への引上げをやめること。

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