請願

 

第168回国会 請願の要旨

新件番号 514 件名 消費税の大増税反対に関する請願
要旨  長引く深刻な不況の下、暮らしは、収入が落ち込み、医療・年金・介護などの負担が増えて苦しくなるばかりである。政府・与党や財界が消費税率引上げの大合唱を行う中、政府の税制調査会は大増税計画を示した。大企業の税負担を軽くしながら、庶民には、消費税率を二けたに引き上げるというものである。税制調査会は、消費税率の引上げを「少子高齢化で社会保障に必要な財源確保のため」と言っているが、五%に引き上げるときも、同じことを言いながら、逆に医療・年金などを改悪してきた。社会保障の費用は、大型公共事業の無駄遣いや大銀行救済に湯水のように税金を注ぎ込むのをやめ、使い道を変えれば確保できる。消費税の税率を三%に戻すことこそ、家計を直接あたため、景気回復につながる。消費税は、金持ちには負担が軽く、庶民には重い最悪の税金である。消費税がある限り、とめどなく増税計画が企てられる。消費税はもともとなくすべきものである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税の大増税をきっぱりやめること。

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