請願

 

第166回国会 請願の要旨

新件番号 1077 件名 憲法第九条改正反対・国民投票法案廃案に関する請願
要旨  日本は、第二次世界大戦の悲惨な結末に学び、日本国憲法で、恒久平和を宣言した。その核心は、第九条第二項であり、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」と明記している点である。今、憲法改正が論議されている。自民党の改正草案では、戦争はしないとしながら、国際貢献を口実に、軍隊を持ち、海外で武力行使ができるように改正するとしている。イラクの現実を見れば、現在は武力の行使をしない支援にとどまっているが、改正されれば、アメリカの戦争に日本が武力行使を前提とした軍隊を派遣して加担することになるのは明らかである。憲法第九条は、時代遅れどころか、戦争のない世界を築く最も確かな保証であり、むしろ全世界に広げていかなければならない。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、憲法第九条を改正しないこと。
二、第九条改正につながる「国民投票法案」を廃案にすること。

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