請願

 

第166回国会 請願の要旨

新件番号 237 件名 最低保障年金制度の実現に関する請願
要旨  高齢者は、所得税・住民税の大増税に苦しめられ、国保・介護保険料の増大と医療・介護改悪などの追い打ちに苦しんでいる。いざなぎ景気を超えたと言われる好景気も潤っているのは大企業だけである。賃金は低下が続き、業者は立ち行かず、貧困化は、無年金・低年金の高齢者や不安定雇用の若年者だけでなく、すべての階層に広がっている。年金保険料を納める余裕もない。ところが政府は、優遇されている大企業の課税をもっと優遇しようというのである。日本の年金制度は、保険料を納められない人には年金を支給しない仕組みで、無年金・低年金者をつくり出す。国連は最低年金を日本政府に勧告している。軍事費や無駄な公共事業費を減らし、大企業と大金持ちの優遇税制を改めて財源をつくり、消費税によらない最低保障年金制度の実現を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、最低保障年金制度をつくること。

一覧に戻る