八代地域の医療の充実に関する請願：請願の要旨：参議院

新件番号	217	件名	八代地域の医療の充実に関する請願
要旨	医師・看護師不足、公的病院の役割見直しの中、八代総合病院で、昨年四月より小児科の休止、整形外科などの縮小が行われ、一○○床もの病床が休床になり、熊本労災病院に集約・統合された。この対応策として、八代市医師会での小児科医の当番制の新設がされ、小児科・整形外科などが熊本労災病院で診療を行っている。しかし、八代市内だけでなく、医療圏として宇城・氷川・人吉・芦北地区などの一般診療・救急搬送受入れも行っていた二病院が一か所だけになっては患者要求にこたえられない状況が生まれている。高齢化・疾病の複合化・少子化の加速が予測される中、医療体制の充実は地域住民にとって必須条件である。　ついては、医療圏地域住民の要求にこたえられる医療体制の充実のため、次の事項について実現を図られたい。一、八代総合病院の存続・充実を行うこと。　１　産科、小児科、整形外科など、休止・縮小されている診療科を再開し、一○○床の休止病床を再開すること。