請願

 

第166回国会 請願の要旨

新件番号 21 件名 すべての子供に行き届いた教育を進めることに関する請願
要旨  憲法・改正前の教育基本法・子どもの権利条約に沿って、一人一人の子供たちに行き届いた教育を実現することは、子供・父母・教職員を始めとするすべての国民の願いである。今年度、県レベルの自治体が実施した少人数学級は四六道府県となり、未実施は東京都だけとなった。未来に生きる子供たちの成長発達を諸条件の整備によって保障するのは、国と県の仕事である。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、教育予算を大幅に増額すること。
二、国の責任で小中高の三○人以下学級を実現すること。教職員を減らさず、増やすこと。
三、私学助成の国庫補助制度を堅持し、私学助成を大幅に増額すること。特に経常費二分の一助成を実現すること。また、授業料直接助成、施設助成を実施・拡充すること。
四、義務教育費国庫負担制度を維持・拡充し、負担率を二分の一に復活すること。
五、障害に応じた教育を進めるための教職員を増やすなど、教育条件を整備すること。
六、就学援助制度、授業料減免制度等を充実させ、教育費の父母負担を軽減すること。

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