請願

 

第165回国会 請願の要旨

新件番号 795 件名 国民投票法案を廃案にすることに関する請願
要旨  憲法改正の目的は、第九条を改定して日本をアメリカと共に海外で戦争のできる国にするためである。平和主義を象徴する第九条は日本国民にとっても世界に誇れるものである。憲法改正をするためには国民投票を行い国民の賛同を得なければならない。政府は憲法改正をやりやすくするための国民投票法案をつくろうとしているが、提案されている法案は国民の理解も不十分なままに、マスコミを活用し宣伝を行う一方、公務員や教育者の反対運動を禁止している。また、憲法改正の発議から投票までの期間を短くし、成立条件を有権者総数ではなく有効投票数を過半数にする、各条項一つ一つではなく一括での投票にするなど早急に新憲法草案を成立させようとしている。日本国憲法が掲げる平和、人権、民主主義の理念を大切に守らなくてはならない。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、国民投票法案を廃案にすること。

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