請願

 

第165回国会 請願の要旨

新件番号 306 件名 憲法改悪のための国民投票法案反対に関する請願
要旨  自民党などは、総選挙で与党が圧勝したことから、憲法第九条を変えて自衛軍を保持、集団的自衛権をも行使できるようにし、幾つもの国民の責務も押し付ける憲法にしようと急いでいる。また、アフガニスタンやイラクでの米国の軍事行動に自衛隊を参加させ続けているが、自衛隊の派兵・参戦が、国際紛争を解決する手段としての武力行使を禁じた日本国憲法第九条に違反していることは明らかである。飽くまで憲法第九条をいかし、平和と人権、環境のために軍隊によらない国際協力を進めることを求める。「憲法改正国民投票法案」という改憲のための手続法案は、いつでも都合よく憲法改悪ができるようにするための危険なものである。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、憲法第九条を変えず、自衛隊を海外派兵せず、非軍事・文民による国際協力を進めること。
二、「憲法改正国民投票法案」を採択せず、廃案とすること。

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