請願

 

第164回国会 請願の要旨

新件番号 2490 件名 憲法改正に反対し、国民主権、恒久平和、基本的人権の三原則に基づく行政・司法を実現することに関する請願
要旨  日本国憲法は、悲惨な戦争とそれを押し進めた専制政治への反省から、平和と民主主義が輝く社会、国づくりを願う国民の声で誕生した。中でも第九条の戦争の放棄、戦力の不保持・交戦権の否認は、二一世紀に輝きを増す平和の理念として国内外の人々の支持を集めている。しかし、今、憲法を変え、自衛隊の海外での戦争参加を可能にし、国民の自由や人権を制限し、国への従属を強いる動きが強まる中で、憲法改正論議が加速している。改正は必要ではなく、むしろその理念の具体化に向けて国が率先して役割を果たすべきである。国民主権、恒久平和の理念を確固として守り、基本的人権の実現を第一義の目的として、憲法を暮らしにいかす行政・司法の確立こそ求められている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、憲法第九条の平和原則を守り、いかすために、国内外の取組を強めること。
二、国民の雇用、暮らし、命を守り、基本的人権の実現を目指す行政、司法を確立すること。

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