請願

 

第164回国会 請願の要旨

新件番号 1903 件名 戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案の早期の成立に関する請願
要旨  一九九〇年に国会(参議院予算委員会)において慰安婦(戦時性的強制被害者)問題が初めて取り上げられてから既に一六年が経過した。被害に遭った当事者は八〇歳前後に達し、各地から訃報(ふほう)が届く。慰安婦問題では、国連やILOなどの国際的な専門機関からも繰り返し勧告・指摘を受け、二〇〇二年一〇月には台湾の立法院が、二〇〇三年二月には韓国の国会が、昨年一月にはフィリピン議会下院外交委員会が、この法律案の早期制定を求める決議を採択している。被害者が生きているうちに問題の解決を求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案」を早期成立させること。

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