憲法と教育基本法の改悪反対、人間が大切にされる社会と教育に関する請願：請願の要旨：参議院

新件番号	1284	件名	憲法と教育基本法の改悪反対、人間が大切にされる社会と教育に関する請願
要旨	悲惨な戦争への反省を基に、平和主義の日本国憲法がつくられた。その憲法の理想の実現を目指してつくられた教育基本法には、どの子も分け隔てなく掛け替えのない存在として大切に育てることが定められている。ところが、政府・与党は、国会に教育基本法の改定案を提出し、子供たちを小さいうちから差別したり、特定のあるべき姿を押し付けて型にはめ込もうとしている。これは、どの子も大切に育ててほしいという、保護者や市民の願いに反する。こうした動きは、憲法を変えて、日本をアメリカと一緒に海外で戦争する国につくり変えようとする動きと重なっている。一人一人が持っているたった一つの命を奪う戦争に反対する。同時に、次代を担う子供たちを、人間として大切に育てていかなくてはならない。憲法と教育基本法の改悪に反対し、一人一人が大切にされる社会の実現と、子供たちを人間として大切に育てる教育の推進を求める。　ついては、次の事項について実現を図られたい。一、教育基本法を改悪せず、学校と社会にいかすこと。