請願

 

第164回国会 請願の要旨

新件番号 861 件名 無免許マッサージから国民を守る法改正に関する請願
要旨  あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師は国が定めた免許所有者である。「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律及び関係法令の遵守と違反者取締の徹底を求める請願」が四六都道府県議会で採択され、三三都道府県議会から国会と厚生労働省等に意見書が提出されている。無免許マッサージによる被害者が各地で出ているばかりか、様々な犯罪と結び付き、大きな社会問題となっている。一方、最近では、各種の名を称して、傷病名を挙げて、あたかも治すかのようにうたった広告、ちらし、ミニコミタウン誌があふれ、無免許で実質的なマッサージ行為を行う者が激増し、公共の福祉に反し、看過できない状況となっている。本来、国家資格を持つ、あん摩マッサージ指圧師にのみ許されているマッサージを無資格・無免許者が行っている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、あん摩マッサージ指圧、はり、きゅうの定義規定・名称独占を加えること。
二、関係法令に免許証明書の携帯・掲示義務を加えること。
三、刑罰の強化について関係法令への明記を行うこと。

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