請願

 

第164回国会 請願の要旨

新件番号 575 件名 消費税の大増税反対に関する請願
要旨  長引く不況の下、暮らしは年々、収入が落ち込み、医療・年金・介護などの負担は増えて苦しくなるばかりである。年金・社会保障財源を口実に二〇〇七年度にも消費税率引上げがねらわれている。消費税は金持ちには負担が軽く、庶民には重い最悪の税金で、本来なくすべきものである。それを値上げして社会保障・福祉を支えるというのは本末転倒である。消費税収入は、法人税の減税分に匹敵し、消費税が導入されて以降、社会保障や福祉は悪くなるばかりである。欧米の何倍もの公共事業予算を削るなど税金の使い方を変え、さらに大企業の税金の負担をヨーロッパ並みに引き上げるなど、税金の集め方を変えれば社会保障や福祉の財源をつくることはできる。消費税の税率を三%に戻せば、家計を直接あたため、景気回復につながる。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、消費税の大増税はきっぱりやめること。

一覧に戻る