請願

 

第162回国会 請願の要旨

新件番号 2163 件名 自衛隊のイラクへの派兵反対に関する請願
要旨  イラクでは、米・英占領軍による戦闘状態が続いており、米軍の現地司令官もイラク全土が戦場であると明言している。日本人外交官の死は、イラクは安全な所ではないことを示しており、こうした状況は今も変わっていない。イラクに派兵される自衛隊は、米・英軍と共にイラク国民を殺傷しかねない。逆に、銃口を向けられることにもなる。このことは平和憲法の下で築いてきた日本の平和への意志が踏みにじられ、武力行使や交戦権を禁止した憲法に違反することは明らかである。国民の八割が、イラクに自衛隊を送ることに反対の意思を表明している。小泉内閣は国民の声を聞かず憲法をじゅうりんし、無法なイラク戦争を正当化している。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、自衛隊のイラク派兵は中止すること。

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