請願

 

第162回国会 請願の要旨

新件番号 864 件名 庶民大増税の反対に関する請願
要旨  政府は、医療保険の改悪、保険料の引上げと給付大幅削減の年金大改悪などを国民多数の反対を押し切って強行した。そのうえ、二○○五年には利用料の大幅引上げなどを盛り込んだ介護保険制度改正法案を国会に提出し、二○○六年には六五歳以上の医療保険料を年金から徴収する新たな高齢者医療制度創設など医療保険の改悪法案を準備している。これらに加えて、社会保障の財源を理由に、定率減税の廃止や消費税率の大幅引上げを打ち出している。社会保障改悪や国民増税は、国民の消費購買力を冷え込ませ景気にも悪影響を及ぼす。税金の無駄遣いを改め社会保障への国庫負担の大幅増額を始め国民生活優先の施策に切り替えること、法人税の大幅減税など大企業を優遇する一方で、国民負担を増大させる税金の取り方・使い方を抜本的に改めるよう求める。
 ついては、次の措置を採られたい。

一、暮らしに多大な影響を及ぼす庶民大増税をやめること。
 1 定率減税の縮小・廃止をやめること。
 2 消費税率の引上げを行わないこと。

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