請願

 

第162回国会 請願の要旨

新件番号 516 件名 国民の安心と経済活性化のための社会保障の拡充に関する請願
要旨  長引く不況の下で、病気や老後、失業への不安がますます深刻化している。景気が悪化しているときこそ、安心と経済活性化のために国の責任で社会保障制度を拡充し、国民生活を改善すべきである。消費税の引上げではなく、公共事業の削減など税金の無駄遣いをやめ、国庫負担を増額し、制度を拡充すること、具体的には、(一)健保、退職者の三割負担を二割に戻すこと(二)高齢者の病院窓口負担上限制を復活し、患者負担を軽減すること(三)国民健康保険の患者負担を二割に改善すること(四)就学前までを対象とした国の医療費無料制度を創設すること(五)健康保険料を引き下げること(六)基礎年金の国庫負担を二分の一に引き上げること(七)物価スライドによる年金額の引下げと、年金保険料の引上げを行わないこと(八)全額国庫負担による最低保障年金制度を創設し、すべての高齢者が安心して暮らせるようにすること(九)介護保険の利用料を三%に引き下げるとともに、住民税非課税者及び非課税世帯については無料とすること(十)住民税非課税者及び非課税世帯については介護保険料を免除するなど、減免制度を法に設けること(十一)特別養護老人ホームを増やし、入所待機者を解消することを求める。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、医療費負担を軽減すること。
二、年金額の引下げや保険料の引上げを行わないこと。
三、介護保険の保険料・利用料の引下げ、減免を行うこと。

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