請願

 

第162回国会 請願の要旨

新件番号 364 件名 在宅酸素療法の健康保険適用と生活保護者の一時扶助支給に関する請願
要旨  大気汚染や高齢者の増加に伴い、呼吸不全にて酸素療法の患者が増えている。在宅酸素療法は、長期又は一生涯続けなければならない人が大半であるため、医療費の負担が非常に大きく、老人医療の人でもすぐに窓口負担限度額を超えてしまう。しかも一疾病だけの人は少なく、他科でも治療しなければならず、窓口支払が多額で三か月後の償還まで待ってはいられない。入院しているときは健康保険適用であるが、在宅の空気代とも言える蒸留水や電気代は全額自己負担である。療養費の支払が困難なため、途中で酸素療法を中止して命を縮めている人が出ている。
 ついては、次の事項について実現を図られたい。

一、在宅酸素療法を全面的に健康保険適用にすること。
二、生活保護受給中の在宅酸素療法患者に、健保適用になるまで、電気代等を一時扶助で支給すること。

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