請願

 

第162回国会 請願の要旨

新件番号 354 件名 子供が伸び伸びと学べる学校にすることに関する請願
要旨  未来に生きる子供たちは、親にとっても社会にとっても掛け替えのない存在である。世論と運動の高まりの中、四二道府県で一部ではあるが、小中学校の少人数学級が実現した。多くの父母の要求にこたえて、国の責任で少人数学級実現に力を注ぐべきである。ところが政府は、公立小中学校教職員の人件費の半分を国が補助する義務教育費国庫負担制度を廃止しようとしている。
 ついては、子供の健康を守り、安全に過ごせる学校であるため、また地域の避難所にふさわしい学校にするため、次の事項について実現を図られたい。

一、一学級の定数を国の責任で、すぐに三○人以下にすること。
二、義務教育費国庫負担制度を堅持すること。
三、学校施設の改善・改修、特に耐震化とクーラーを希望するすべての普通教室設置のための補助金を付けること。
四、学校トイレの改造・改修予算を増額すること。

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